オープンソースでFirebaseの代替となる? 「Supabase」
Friebase は Google のサービスですが、オープンソースで利用できる Supabase というサービスがあります。
TL;DR
Supabase使うと簡単にバックエンド構築可能
Postgres Database, Authentication, instant APIs, Realtime subscriptions, Storage が使える
Functions も近く実装予定
無料枠も結構ある!
Supabase とは
Supabase は、オープンソースのBaaSです。
メジャーな BaaS として Google の Firebase があります。
Supabase はオープンソースなサービスで Firebase を代替するものになるかもしれません。
公式HPのトップページには以下のように書かれています。
Supabase を使うことで、簡単にバックエンドが開発できます。
使えるサービスは、Postgres Database, Authentication, instant APIs, Realtime subscriptions, Storage があります。
また、Serverless Functions もリリース予定のようです。
バックエンドを構築するうえで欠かせないデータベースや認証があります。
Supabase と Firebase との違いは?
Supabase と似たサービスで Google の Firebase があります。
では、Supabase と Firebase はどの辺に違いがあるのでしょうか。
まず、Supabase はオープンソースであるのに対し、Firebase は Google によって開発されています。
Supabase では、データベース、認証、インスタントAPI、リアルタイムサブスクリプション、ストレージがサービスとしてあります。
Firebase にも、それらに対応するサービスがあります。
例えば、データベースだと Firestore、認証なら Firebase Authentication、といった感じです。
さらに、Firebase には機械学習のサービスやホスティングのサービスもあります。
Supabase と Firebase では、サービス毎にも違いがあります。
データベースサービスを比較してみると、Supabase は RDB の一つである Postgres ですが、 Firebase は Firestore であり、これはドキュメント型の NoSQL です。
また、認証も対応しているSNSサービスなどが異なりますが、どちらも多くの認証方式に対応しています。
Supabase と Firebase はどちらも BaaS で、バックエンド構築に必須のサービスをどちらも提供していますが、多くの点で異なっています。
Supabase の料金プランは?無料枠はある?
Supabase には、三つの料金プランがあります。
Free, Pro, Pay as you go の三つです。
Free プラン
Free プランは無料枠です。
もちろん $0 (0円) です。
- DB 500MBまで
- Auth 10000ユーザーまで
- Storage 1GBまで
- など
Pro プラン
Proプランはベースとなるプランです。
1プロジェクトあたり月額 $25 です。
- DB 8GBまで、自動バックアップ付き
- Auth 100000ユーザーまで
- Storage 100GBまで
- Email サポート
- など
Pay as you go プラン
Pay as you go プランはいわゆる従量課金プランです。
ただし、このプランはベースとなる Pro プラン + 従量課金といったイメージのプランで、Pro プランの範囲は1プロジェクトあたり月額 $25 で、超えた分は従量課金となります。